ネシャン・サーガ〈7〉新たなる旅立ち (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
ヨナタンが師ゴエルの元で学び始めて3年、かつての盟友たちがに集結した。第七代裁き司がついに動きだす・・・。
内容(「BOOK」データベースより)
ヨナタンが師ゴエルのもとで学びはじめて三年、かつての盟友たちが「英知の庭」に集結した。第七代裁き司がついに動きだす…!壮大な冒険ファンタジー光と闇が火花を散らす第3部、いよいよ開幕。
シッダールタ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
一九二二年に刊行されたヘッセ中期の傑作『シッダールタ』はインドの青年シッダールタ(釈迦と同名だが別人)が生の真理をもとめて修行し、世俗の中に生き、人生の最後に悟りの境地にいたるまでを寓話的に描いた小説である。二十世紀に多くの若者に愛読された本書は新訳を得て、いまふたたび悩める現代人に読まれるべきである。
内容(「MARC」データベースより)
インドの青年シッダールタが生の真理をもとめて修行し、世俗の中に生き、人生の最後に悟りの境地にいたるまでを寓話的に描く。「人は何のために生きるか」、永遠の謎に答えるヘッセの傑作小説、新訳版。
思いがけない贈り物 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
モノがあふれる現代、相手を本当に幸せにする贈り物とは?
クリスマスイヴの夜。仕事を終えたサンタクロースの手元に残った人形は、だれのところへ?
思いがけなさが贈り物を特別なものにする。
いつか自分のところへ来るであろう、まだ見ぬ人形に思いをはせる少女。配達し忘れた人形を手に、子どもたちの家をたずね歩くサンタクロース。人形の運命は?
内容(「BOOK」データベースより)
クリスマスイブの夜。仕事を終えたサンタクロースの手元に残った人形は、だれのところへ。
森の小道・二人の姉妹 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
精緻な自然描写で彩られたシュティフター(1805-1868)の作品世界は,どこまでもつつましく静謐で,心に深くしみわたるような感銘を読者にあたえずにはいないだろう.「習作集」と名づけられた中・短篇群の中から,大人のためのメルヒェンといった趣をもつ「森の小道」と本邦初訳の「二人の姉妹」の2篇を収録.
内容(「BOOK」データベースより)
つつましやかで静謐な、シュティフターの作品世界は、その精緻な自然描写と相俟って、読者の心に深い感銘を残すにちがいない。「習作集」の中から、夢見心地を誘う、心温まる佳編「森の小道」と本邦初訳の「二人の姉妹」の二篇を収録。
冷たい心臓―ハウフ童話集 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
19世紀初めのドイツに生まれた夭折の天才、ハウフ。彼の童話が、古典童話シリーズの38冊目として出ます。25年に満たない短い生涯を駆け抜けたハウフは、その生涯のうちのわずか3年間で、多くの小説や詩、評論を書きました。なかでも彼の書いた童話は、グリム、アンデルセンと並んで、今も多くの人に愛されています。本書では彼の書いた3つの童話、「隊商」、「アレッサンドリアの長老とその奴隷たち」、「シュペッサルトの森の宿屋」を一冊にまとめました。どの話もわくになる物語の中に、その登場人物たちが順番に語っていく不思議な話、面白い話が、いくつもはさみこまれています。タイトル 「冷たい心臓」は、その中の一つのお話からとりました。読み進めていくとドイツの黒森、トルコ、エジプトやナポレオンがおさめていたフランス、ハールーン・アッラシードの時代のバクダッドなど、時空をこえて魅力的な人物がたくさんでてきます。読んでくださった方は、どこかに好きな登場人物を見つけられると思います。自分で読むなら:小学高学年から
内容(「MARC」データベースより)
19世紀初めのドイツが生んだ夭折の天才、ハウフ。彼が残した3つの童話が一冊になりました。どの話も枠になる物語の中にいくつもの不思議で面白い話がはさみこまれています。
完訳 グリム童話〈1〉さようなら魔法使いのお婆さん (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
毒リンゴの罠におちいりながらも、無理に息を吹き返した雪姫。しかし物語は、「めでたしめでたし」では終わらなかった。さて、継母の運命や如何に…。聖書の次に多くの読者に読まれているという『グリム童話』。本編はグリム兄弟の手によって幾度も改訂された後に、ついにできあがった完全版。洗練されていながらも、オリジナルの味わいが息づいている。グリム兄弟が本当に伝えたかったものがここにある。初の完訳版ついに刊行。
変身 他一篇 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ある朝目ざめると青年ザムザは自分が1匹のばかでかい毒虫に変っていることに気づいた。以下、虫けらに変身したザムザの生活過程がきわめて即物的に描かれる。カフカ(1883‐1924)は異様な設定をもつこの物語で、自己疎外に苦しむ現代の人間の孤独な姿を形象化したといえよう。20世紀の実存主義文学の先がけとなった作品である。
デミアン (文庫)
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「デミアン」は、語り手の青年ジンクレエルの自己探求の物語だ。 父母のちいさな「正しい世界」の外側をかいま見る少年時代、既成の価値観を受容できずに荒れ、自分の感性をたよりに理想を追い求め、時には人、とりわけ自分を傷つけながらも自分の内面を見詰め直す青年時代。そして、ついにありのままでかけがえのない自己をみいだしたときに体全体にみなぎるパワーと歓喜。少年期のにおいたつような追憶、嵐のような青年期の放蕩と混乱、霊的な初恋などの描写はヘッセ独特の叙情的なもの。実吉氏の典雅な訳文がひかる。 さらに、この作品は隠れた真実や無意識の願望の「謎かけ」や「暗示」に満ちていて、読者を否応なく引きつける。ヘッセは作品発表当時まだ目新しいものであった心理学の手法をよく咀嚼(そしゃく)し取り入れている。 既成価値や世間への違和感、自分は特別な存在であるという自意識、一方で密かに自分をさいなむ劣等感や罪悪感。人生の混迷期を乗り越えたヘッセが、この普遍的な青年の内面を渾身の力をこめて掘り下げるとき、読者はゆさぶられるような衝撃と共感を覚えるだろう。 心理学的な「解釈」をするなら、超自然的な雰囲気をたたえ、ジンクレエルを導く謎の青年デミアンはジンクレエルのアルター・エゴ(alter ego)であろうし、結末でジンクレエルが瀕死に陥るのはデミアン=分身との同一化を果たし、本来の自己として再生するためのいわば必然的なプロセスでなのであろう。 しかし、自分の中に静かに脈動する生命力が「本来の自己」という形を得たとき、人はこのいのちという奇跡を、何も恐れることなく十二分に「生ききる」パワーを得るのだ、というメッセージは、余分な知識なしでも十分受けとめられる。自己探求のさなかにある「青年」に、何度も読み返してほしい1冊である。(小野ヒデコ)
内容(「BOOK」データベースより)
デミアンは、夢想的でありながら現実的な意志をいだき、輝く星のような霊気と秘めた生気とをもっている謎めいた青年像である。「人間の使命はおのれにもどることだ」という命題を展開したこの小説は、第1次大戦直後の精神の危機を脱したヘッセ(1877‐1962)が、世界とおのれ自身の転換期にうちたてたみごとな記念碑ともいうべき作品である。
グリムの昔話〈3〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「いばら姫」「幸運なハンス」「腕きき四人兄弟」「大男と仕立屋」「どろぼうの名人」など、むかし聞いた懐かしい話や愉快な話を、三二編収めている。民族や国の垣根を超えて世界中で親しまれているグリムの昔話は、どのお話も、親から子へ、幾世代にもわたって伝えたい、まさに“家庭の財産”。小学校中級以上。
内容(「MARC」データベースより)
スイスの版画家・絵本画家のホフマンが101の話を選び、4色の見事なさし絵をつけたグリムの昔話。第3巻は「いばら姫」「鉄のハンス」「白雪と紅バラ」など32編を収録。再刊。
カフカ寓話集 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
迷路のような巣穴を掘りつづけ,なお不安に苛まれる大モグラ.学会へやってきて,自分の来し方を報告する猿….死の直前の作「歌姫ヨゼフィーネ」まで,カフカ(1883-1924)は憑かれたように奇妙な動物たちの話を書きつづけた.多かれ少なかれ,作者にとっての分身の役割を担っていたにちがいない,哀しく愛しいかれら.
内容(「BOOK」データベースより)
「カフカ伝説」といったものがある。世の名声を願わず、常に謙虚で、死が近づいたとき友人に作品一切の焼却を依頼したカフカ―。だが、くわしく生涯をみていくと、べつの肖像が浮かんでくる。一見、謙虚な人物とつかずはなれず、いずれ自分の時代がくると、固く心に期していたもの書きであって、いわば野心家カフカである。